5Q-01
繰り返し構造に基づくライブ演奏楽曲の検索手法に関する研究
○春江諒佑,大野将樹,獅々堀正幹(徳島大)
情報通信技術の発達により個人で大量のデータを取り扱うことが可能となり、多くの人が音楽を楽しむことが可能となった.同じ曲名の音楽でもライブバージョンなど複数の種類の演奏が存在するためライブバージョンの音楽信号を用いて原曲を検索することを目的とする.ライブバージョンの演奏を用いた楽曲検索を行う際には原曲との演奏速度の変化や,録音環境の違いによる音の変化,楽曲の構成の変化,マイクパフォーマンスや観客の歓声が検索精度を低下させている要因として考えられる.そこで,音楽を繰り返し区間毎に分割し,各繰り返し区間のクロマベクトルを比較することでライブバージョンの楽曲全体を利用した時よりも精度が向上した.

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