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Service Dominant Logicに基づく社会形成シミュレーション
○加瀬祐太,藤田 悟(法大)
 サービス産業の拡大に伴い、様々な学術分野を融合しサービスについて研究を行う、サービスサイエンスという新しい学問領域が注目されている。中でも、近年、すべての経済活動をサービスとして捉えるService Dominant Logic(S-D Logic)という考え方が現れた。S-D Logicでは、モノではなくサービスこそが価値を生み出すものであり、その価値は、顧客に販売することで生じるのではなく、顧客が利用することで生じると考える。
 このS-D Logicをベースに、サービス自身やサービス交換による価値の共創を数理モデル化する。さらに、そのモデルを元に社会が形成される過程を、エージェントを用いてシミュレーションすることで社会形成に関する考察を行う。

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