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調理手順木に基づくレシピクラスタリング
○石井悠加里,尾崎知伸(日大)
近年、レシピサイトの利用者の増大に伴い、大規模なレシピデータが容易に収集・蓄積されるようになっている。蓄積されたレシピデータをより効果的に利用するためには、レシピデータを分類、構造化した上で、共通点や差異など、各レシピが持つ特徴を抽出することが重要となる。本研究では、レシピデータを構造化する一手法として、調理手順に基づくレシピクラスタリングを取り上げる。代表的なスイーツであるプリンを題材に、調理手順を木構造で表現し,木の編集距離に基づき種々のクラスタリングを実行する。また、利用する食材に基づいたクラスタリングとの比較を行い、手順や木構造を考慮することの有用性などについて考察を行う。

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