5H-08
GPU を用いたポラード・ロー法の実装
○中村 優,久保田光一(中大)
GPUでは実際に各種処理を行うコアが数百〜数千個と多数搭載され, 高速にアクセスが可能な専用のメモリも別途用意されている. そのためCPUと比べ, 同じ処理でもより短時間かつ安価に行うことが可能であり, またその高い計算能力から現在, 様々な分野において使用されている.
今回, 計算処理の対象として楕円曲線離散対数問題の解法として幅広く用いられているポラード・ロー法の計算を行うプログラムをNVIDIA社のCUDAを用いて作成した. また計算機実験も行い, CPU上で実装したプログラムと実行性能の比較・評価を行った.

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