5H-05
マルチGPUを用いた三次元MRI圧縮センシング再構成の高速化
○小野寺有太,伊藤聡志,山田芳文(宇都宮大)
圧縮センシングは,信号の持つスパース性を利用して少数の観測データから画像再生を行う手法である. MRIの撮像時間を短縮化する試みとして圧縮センシングを応用する研究が盛んに行われているが,圧縮センシングにおける画像再構成には多くの計算時間を要する問題がある.本研究では,特に計算時間を必要とする三次元像の再構成において高い演算性能を有するGPUを複数利用することにより画像再構成の高速化を試みた.その結果,CPUのみで約478秒を要する計算を約11秒にまで短縮することができた.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会