5G-07
実行時間予測による適応型リアルタイムスケジューリング
○森本恵一,田中清史(北陸先端大)
近年の組込みシステムの多種多様化により,周期タスクのデッドラインを守り,非周期タスクの応答時間を短縮するためのスケジューリング方式が求められている.応答時間を短縮するために,Total Bandwidth Server (TBS)アルゴリズムにおいて最悪実行時間の代わりに予測した実行時間を使用するスケジューリング方式が過去に提案されたが,実行時間の予測方法が最適とはいえない.本稿では,組込み向けベンチマーク集であるMiBenchを対象として,実行時間予測の高精度化によるシステムのリアルタイム性能の向上を目的とする.

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