5G-05
RMT Processorの割込み起床機構を用いた低遅延分散リアルタイム実行
○大沢幸平,羽鳥雄介,溝谷圭悟,千代浩之,山﨑信行(慶大)
近年、機能分散や耐故障性の観点から注目されている分散リアルタイムシステムでは、タスクの実行だけでなく、通信や、通信に依存して実行されるタスクについてもリアルタイム性が要求される。
特に、ヒューマノイドロボットなどで高精度な分散制御を実現するためには、数十μ秒周期のタスク実行や通信などが要求され、割込みによる非周期リクエストの応答時間も同程度の精度が要求される。
本研究では、優先度付きSMTアーキテクチャであるResponsive Multithreaded Processor(RMTP)のもつ割込み起床機構に着目し、従来実現困難であった低動作周波数における数μ秒単位の割込み応答時間の実現を図る。

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