5D-02
履歴データに基づく機器操作実行タイミングのモデル化と操作予測手法の提案
○橋本幸二郎(熊本高専),道木慎二(名大),道木加絵(愛知工大)
高齢ドライバーの交通事故の多くは認知ミスによるものである.高齢ドライバーは年齢に伴い判断力が低下し,操作を実行するタイミングにばらつきが大きくなる傾向がある.これは走行状況に対して判断に迷いが生じているためであり,これに対して適切な操作タイミングを提示することはドライバーにとって有効な支援となる.
 本研究では,普段の運転行動の履歴データからドライバーの操作タイミング情報をモデル化することで,ドライバー個人に合わせた操作タイミングを提示するシステムの実現を目指す.本稿では,操作タイミング情報のモデル化手法とそのタイミングの推定手法を提案し,その有効性を示す.

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