5A-06
視覚表現と協働性を重視したWEBベースなシステムモデリングツール
○三浦政司(鳥取大),南部陽介(阪府大),吉澤良典(筑波大),萩原利士成,木村俊介,弓山 彬,五十嵐智(無所属)
大規模で複雑なシステムの設計開発に有効な手法として,モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)が注目を集めており,様々な分野において導入が試みられている.しかし,実務においてMBSEが実践されているのは航空宇宙分野などにおける一部の先導的な例に限られており,幅広い産業分野への普及や人材育成が課題となっている.そこで発表者らは,MBSEの導入障壁を下げ,効果的な実践を促進することを目的に,見た目(UIデザイン)と協働性を重視したWEBベースなシステムモデリングツール「BALUS」の開発に取り組んでいる.本稿ではBALUSのコンセプト,特徴,開発状況,試用例などについて紹介する.

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