5A-05
形式的仕様を段階的に作成するためのシステムのモデル化技法
○山田隆弘(JAXA)
システムやソフトウェアの仕様を形式的に記述する形式手法と呼ばれる方法が注目を集めているが、従来の開発手法の中に形式手法をいきなり組み込もうとしてもスムーズにはいかないことが多い。形式手法を開発の中にスムーズに組み込むためには、開発の初期の段階から形式手法を意識して開発を行う必要がある。本論文では、開発の初期から形式仕様の考え方を取り込んでシステムのモデルを構築し、そのモデルを段階的に詳細化しながらシステムのモデルと形式的仕様とを同時に作成する方法の提案を行う。

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