5A-01
要求獲得過程の観測と評価に関するツールの開発
○岡野道太郎(筑波大),中谷多哉子(放送大)
ソフトウェア開発の要求獲得過程において,要求はプロジェクトの早期に完全に獲得されると言われている.しかし,実際の開発では,要求はプロジェクトの後期まで獲得が継続されることもある.我々は,実際の要求獲得プロセスを研究するため,要求獲得件数と要求獲得時期をグラフ化し,さらに成長曲線等と類似するかどうかを観測・評価できるツールを開発した.また,信頼度,セキュリティ,使用性等,要求種別によって,要求の獲得時期が異なることも予想される為,要求種別毎にグラフ化することも可能とした.このツールにより,ソフトウェア開発過程における要求獲得状況を可視化することが可能となった.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会