4ZD-05
生活習慣病予防支援システムの提案
○菅原 歩,吉田遼太郎,山田敬三,高木正則,佐々木淳(岩手県大)
近年,情報通信技術を活用し,日々の摂取カロリーを記録したり,自動的に身体データを計測したりできる健康管理ツールが多数発表されている.これらのツールは主にダイエットが目的などの健常者向けとなっており,生活習慣病患者やその予備軍を対象としたものではない.また,記録はできるが,個人に合ったアドバイスや必要な知識までは提供されず,システムの継続利用が難しいという課題がある.そこで,本研究では生活習慣病患者予備軍を対象とし,摂取食事カロリー,運動量,体重の必要最小限の入力項目により,継続的な利用を可能とする生活習慣病予防支援システムを提案する.本システムを利用するユーザは,生活スタイルに合わせて一週間の食事量か運動量の一方の目標値を設定し,日々入力し続けることで,一週間後の評価と次週の目標設定と改善につながるアドバイスを受けることができる.

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