4ZB-06
庭園復元される国史跡「永福寺跡」におけるAR技術による展示
○谷田部竜,長沢可也,荒木宏允,吉川波輝,山﨑拓平,藤野秀平,海上 翔,大嶽直樹(湘南工科大)
 永福寺は、源頼朝が、鎌倉幕府をつくった2年後の1194年に完成させた大寺院であるが、1405年に焼失し、現在は国史跡となっている。現在、鎌倉市は国の補助を受けて、庭園部分の復元工事を進めており、2016年3月に一般公開開始の予定となっている。復元は庭園部分のみで、二階堂を含む3堂と翼廊の建物、及び、橋の復元はなく、建物部分は基礎のみが復元される事になっており、見学者は、現地に来ても、建物をイメージする事は難しい。本発表は、鎌倉市教育委員会による発掘の成果をもとに、建物部分、さらに庭園部分の復元を、3DCGを用いて行い、さらに、AR技術を使った現地展示システムを構築した事例の報告を行う。

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