4ZB-02
3次元形状評価における個人の感性傾向の推定
○武藤和仁,橋本 翔,田中一晶,片平建史,長田典子(関西学院大)
近年、3Dプリンタに代表されるような技術革新により、個人が主体となってものづくりを行う基盤が整いつつある。ユーザの個性を反映したものづくりの場を提供するためには、ユーザの個性を定量的に推定する必要性がある。そのため、評価データを個人の得点と刺激の得点に分離することで個人差を直接推測できる分析手法を開発した。この手法を応用し、抽象的な3次元形状に対する評価を入力することにより個人の感性の傾向を推測できるシステムを構築した。また、システムの有効性を確認するために感性の傾向を利用したリコメンデーションシステムのデモンストレーションを行い、感性の傾向を利用することの有効性を確認した。

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