4ZA-01
大学間連携のプレースメントテストに基づいた学習者特性の診断システムの提案
○高橋駿嗣,山川広人,小松川浩(千歳科技大)
本研究の目的は, 大学間連携共同教育推進事業の一環として整備されている個票を複数の大学間で利活用できるシステムを実現することである. 本研究での個票とは, プレースメントテストの結果から学生自身の基礎学力や学びへの考え方を学習者の特性として診断し, 可視化できるシートのことである. 現在の個票には, 学生自身の利用と大学間での利用といった2つの観点でそれぞれ課題がある. 学生自身の利用における課題は, 経年的な変化を個票に取り入れられていないことである. 大学間での利用における課題は, 大学間を横断した統計的な分析を個票に活用できていないことである. 本稿では, 2つの課題の解決に向けたシステムを提案する.

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