4V-02
暗号技術を用いたセキュアグループコミュニケーションの提案
○棚田慎也,鈴木秀和(名城大),内藤克浩(愛知工大),渡邊 晃(名城大)
ネットワーク技術の発展により,インターネットを介したセキュアな情報共有に関心が高まっている.これを実現するため,グループでの情報共有の際にはグループ鍵と呼ばれる共通鍵を用いて暗号化を行う方式が一般的に用いられている.しかし,現存する方式ではサーバ管理者がグループ鍵を所有していたり,グループ退会者がグループ鍵を所有していたりすることから情報漏えいが懸念されている.そこで本稿では,生成元が異なる2つの乱数を用いてグループ鍵を生成することによりグループメンバのみによるセキュアなグループコミュニケーションを提案する.

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