4U-07
道路データとバス運行データを用いた路線バスの遅延要因分析
○藤原由美恵,白石 陽(はこだて未来大)
路線バスは時刻表通りに運行することが難しい.そこで,バスの到着時刻を配信するバスロケーションシステムが多くの自治体で導入されている.しかし,バスの遅延時間が十分に予測されていないことにより,配信しているバスの到着時刻が不正確なことがある.バスの遅延予測に関する既存研究では,天気や時間帯を用いた研究や過去の運行実績データを用いた研究,乗降客数データを用いた研究があるが,バスの運行に直接影響すると考えられる信号数や車線数などの道路データについては考慮されていない.そこで,遅延予測を行うためには何が遅延時間に影響しているのか分析する必要があると考える.本研究では,既存研究で扱われていたデータに加えて道路データを用いることでバスの遅延要因分析を行う.

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