4S-01
ICNにおける過去のコンテンツアクセスを参考にした近傍キャッシュへのルーティング手法の検討
○佐藤和也,森 研太,重野 寛(慶大)
 ICNは,コンテンツとホストを分離し,コンテンツ名のみでコンテンツの取得を可能にするネットワークとして近年研究が進められている分野である.ネットワーク内のコンテンツに一意の名前を与えることで,ホスト以外のノードからもコンテンツを取得できる環境を実現する.このため,各ノードが持つキャッシュストレージを活用することがICNの重要な目的の一つである.そこで今回は,キャッシュの発見を効果的に行うために,過去のコンテンツアクセスを参考にした,近傍キャッシュへのフォワーディング手法を提案する.本提案手法について,コンテンツの取得遅延の観点からシミュレーションによって評価する.

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