4Q-04
音源分離された生活音の識別による日常活動の推定
○望月大地,中島正晴,渥美雅保(創価大)
近年、音声認識を用いたサービスが様々提供されているが、日常空間には音声以外にも色々な生活音が存在する。これら生活音を機械が聞き分けるためには、それらの定位・分離・認識が必要になるが、HARKは、マイクロフォンアレイを用いて複数音の定位・分離を行うソフトウェアである。本研究では、屋内の日常生活において発生しうる生活音からHARKを用いて抽出したMSLS特徴量を入力として、SVMを用いた多クラス分類により、音の種類を識別する。また、「水道水・包丁・煮物」音の組み合わせは「料理をしている」など、識別結果に解釈を与えることによって、どのような活動がその空間で行われているか把握することを試みる。

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