4M-02
顔文字が表す感情に対する個人差を考慮した顔文字推薦
○松井泰地,加藤昇平(名工大)
インターネット上のコミュニケーションが盛んに行われる中で,テキストでは伝えにくい感情を伝えるために顔文字がよく使用されている.顔文字の種類は増え続けており,その中から適切な顔文字を選択するのは難しいため,顔文字推薦システムが提案されてきた.しかし,顔文字の表す感情の解釈は個人によって異なる.そのため,発信者が伝えたい感情が正しく受信者に伝わらない場合が考えられる.そこで我々は顔文字の表す感情の個人差を考慮した顔文字の推薦システムを提案する.顔文字の表す感情についての評定を被験者ごとに行わせ,その感情の類似度を測定する.類似度が高いものを発信者の感情が受信者に伝わりやすい顔文字として推薦する.

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