4D-04
稼働率と構築コストのバランスを考慮したプライベートクラウドシステムの設計手法
○田中俊介,中村竜也(NTTデータ)
情報システムの重要性の高まりにより、情報システムには「投資対効果が高いこと」すなわち「サービスの品質と投下コスト」が適切にバランスしていること、が求めらるようになってきている。本稿では前段で情報システムの品質とコストの算出に関する考え方を整理する。本研究はボトムアップ型のアプローチを採り、第一歩として、情報システムをIaaSプライベートクラウドシステムだけ、品質を稼働率だけ、コストを構築コストだけ、と調査対象を絞って、より深く検証することを目指す。本稿では、IaaSプライベートクラウドシステムにおける稼働率と構築コストを算出するための一手法の基本概念を提案する。

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