3ZD-01
AR技術を用いた世界遺産観光及び学習支援システム
○村上琢哉,柴田義孝,橋本浩二(岩手県大)
2015年7月、岩手県釜石市の橋野高炉跡が「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された。釜石市では製造業の学習の一環として、現地での見学を促している一方で、実物と残っている建造物が少ないことにより、鉄生産過程の想像が困難であること、また案内、順路案内が計画段階であるという課題が挙げられる。本研究では橋野高炉跡の3Dオブジェクト化、現地の地図を利用した順路表示をAR技術とスマートデバイスを用いることで現地での実物との比較や建造物の可視化を目的とした。また、ビーコンとAR技術を組み合わせ、従来の観光、案内では出来ない体験を可能とするシステムの提案を行う。

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会