3ZA-02
過去問題をリソースとした問題自動生成機能の開発と評価
○福坂祥基,高木正則,山田敬三,佐々木淳(岩手県大)
近年,情報処理技術者試験やTOEICをはじめとする,様々な検定試験が行われている.しかし,各試験の作問現場では作問者への負担が大きいことが問題となっている.そこで,我々は作問時の負担軽減を目的とし,検定試験の過去問題を情報源とした知識ベースと,出題テンプレートを活用して過去に出題されていない問題を自動生成する方法を提案した.本研究では,岩手県盛岡市のご当地検定「盛岡もの識り検定」で出題された問題2000問を利用して知識ベースを構築し,この知識ベースを利用した問題自動生成機能を開発した. 本機能は作問を支援する機能としての活用だけでなく,大量な演習問題が必要となる教育現場での活用も期待できる.

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