3Y-08
室内照明の照度制御に基づく快適睡眠への導入に関する基礎的検討
○本道真依,米村俊一(芝浦工大)
睡眠は人にとって必要不可欠な行為である.しかし,日本人の5人に1人は不眠に悩んでいるという報告がある.不眠の種類の中でも床についた後寝つくことができないという入眠に問題を抱えている人は多い.本研究では,入眠の問題を解決するために,人の生活に影響を与えている光に着目し,照明の色や明るさを変えることにより入眠へと人の状態を導く,室内環境演出方法を提案する.本稿では照明の照度に着目し,床についてから入眠までに室内照明の照度を変えることで快適な睡眠に導けるかどうかについて実験的な検証を行ったので報告する.

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