3Y-05
想起過程時ワーキングメモリ周辺の血流量変化を用いたSVMによる嗅覚刺激にロバストなタスク分類法
○石川紗衣,鏑木崇史,栗原陽介(青学大)
近年、オフィスや在宅ワークなどにおいて香りを用いて作業効率を向上させる試みがある。
その際、脳活動を計測し、自動的に行っている作業を分類したうえで、その作業が効率的に行える香りを与えるよう個人的な作業環境を制御することが重要である。
一方、香りのような嗅覚刺激は脳活動に影響を及ぼすことが指摘されているため、環境に香りがある状態において脳活動からタスク分類を正確に判定することは難しい。
本研究は想起過程時におけるワーキングメモリ周辺の血流量変化をNIRSで計測し、SVMを用いることで嗅覚刺激に対してロバストに言語・非言語・計算課題の3種類に分類する方法を提案する。

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