3X-09
遅足時の歩数検出法の検討
○仁木裕美,大平栄二(津山高専)
地域活性化を目的として、ユビキタスコンピューティングを応用した観光支援システムの検討を行っている。本システムは、各観光スポットにおいて、ヘッドマウントディスプレイを用いて、利用者に魅力的な情報をCGや映像により提供することにより、観光客の増加を目指す。このため、利用者の位置や向きなどの状態の特定が必要であるが、GPSや加速度センサーでは、利用者のゆっくりした歩行や数歩程度の短い距離の移動を検出することはできない問題がある。本研究では、利用者の歩行スピードに応じて、加速度センサーからの加速度データを用いた交叉法と相関法を組み合わせた歩数検出を提案し、利用者の小さな移動をも検出する。

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