3X-01
手話のキーフレームに基づく映像圧縮を用いた災害情報伝達システム
○秋山滉太,米村俊一(芝浦工大),筒口 拳(NTT)
地震などといった大きな災害が発生した場合、被災者に素早く正確に災害情報を伝達する必要がある。
一方、日本語を母語としないろう者にとって、テキスト系システムを介して情報取得することは認知的負担が大きく、緊急情報を素早く正確に読み取ることは容易ではない。
手話で対話できる映像コミュニケーションシステムが求められるが、速度の遅い回線で大容量の映像ファイルを伝達することは困難である。
そこで本研究では、手話の空間的特徴が強く出ている瞬間のフレーム(キーフレーム)で構成し、圧縮した映像を用いて情報を伝達するシステムの構築を目指す。
本発表では、キーフレーム映像の有効性評価実験についての結果とその考察を述べる。

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