3W-03
参加型センシングにおけるユーザーの位置情報特定を防ぐためのプライバシー保護手法の提案
○鈴木 涼,早川知道,伊藤孝行(名工大)
近年,参加型センシングと呼ばれる,複数のユーザーが計測したデータを共有し有効活用する一種のクラウドソーシングが注目されている.
しかし,参加型センシングによって収集されるセンサ情報にはユーザーのプライバシー情報が含まれているため,プライバシーの侵害の危険性がある.
参加型センシングには一人のユーザーがデータの提供を複数回行うという特徴があるため,既存のプライバシー保護手法では参加型センシングにおけるプライバシーの保護を行うことはできない.
本提案手法を用いることで,ユーザーのプライバシー情報を保護しながら,十分な精度をもって参加型センシングの統計的データを収集することができる.

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