3V-03
緊急災害情報をトリガとするハイブリッドクラウドにおける自動制御モデルの一検討
○原瑠理子,小口正人(お茶の水女子大)
近年、クラウドやデータセンタの増加により、ビッグデータへの対応が社会における情報処理基盤において重要となってきた。また、クラウドプロバイダなどが提供するパブリッククラウドと、企業などが自社内で利用するために構築したプライベートクラウドを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」がクラウドコンピューティングの1つとして注目を集めている。しかし、この複雑化するシステムを手動で制御することには限界があり、大規模な自然災害時においては迅速な対処が不可欠となる。そこで本研究は、外部情報から大規模災害による通信障害を予測し、投機的に自動化した制御を行う制御モデルを提案し、コストを最小限に抑えることができるかを検討する。

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