3V-01
複数のクラウドを跨る広域オートスケールに関する考察
○前野洋史,神屋郁子,下川俊彦(九産大)
クラウドシステムの増加により、サービス提供時にクラウドを選択することは困難となっている。そこで我々は、複数クラウドを仮想的な一つのクラウドとして利用可能にするシステム:Soarinを開発している。Soarinでは複数クラウドを用いた広域オートスケールを実現している。このシステムは、リソースが不足した場合など必要に応じて次に仮想計算機を展開するクラウドを選択し、そのクラウド上に仮想計算機を起動する。これにより、複数のクラウド上でサービスを広域に展開し、負荷分散することができる。これまで我々は広域オートスケールの仕組みを作ってきた。本発表では、Soarin による実アプリケーションの広域展開についての考察を述べる。

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