3S-09
UAVを用いた屋外センサネットワーク管理の高度化に関する一考察
○大坂久登,阿部 亨,菅沼拓夫(東北大)
センサノードを上空から無作為に散布し、ワイヤレスセンサネットワーク(WSN)を構築して広域での環境モニタリングを行う場合、WSNの構成管理が困難となるため、より効果的な管理手法が期待される。
 本研究の目的は、無人航空機(UAV)を用いた大規模な屋外WSNのネットワーク管理の高度化である。本研究では自動制御されるUAVにより各センサのネットワーク情報を収集し、自律的にセンサノードを追加することでネットワーク性能の動的な改善を目指す。これにより、最小限の資源で柔軟に適切なWSNを構築することが可能となる。
 本稿では、各センサノードの位置推定のための情報収集を効果的に行うUAVの旋回経路制御手法について考察する。

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