3S-02
道路・踏切横断中における「歩きながらスマホ」事前回避のための通知タイミングに着目した警告発出機構
○佐伯 翼,藤波香織(農工大)
近年,「歩きながらスマホ」に起因する交通事故が国内外で多発しており,一対策として警告通知アプリケーションの配布による同行為の抑制が行われている.ここで,抑制対象場面を危険状況下に限定することで,現状の通知アプリケーションの一問題点である使用抵抗感の過度な上昇を防止できると考えられる.本研究ではこのアプローチを採用し,事故が多発する道路・踏切横断時を抑制対象場面とした警告通知機構を提案する.特に,横断開始前の警告通知を通じて同場面でのスマートフォン利用の制止を目指し,横断開始と警告通知の時間差について端末所持者の使用状況を考慮した決定指針を提示する.

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