3N-06
レーザスキャナとSFMの併用による統合的3次元記録手法
○藤里和樹,北田祐平,松下亮介,檀 寛茂,安室喜弘(関西大)
災害現場や文化財の記録では,レーザスキャナやドローンによる空撮を用いたSFM (Structure from Motion) が利用されている.しかし,レーザスキャナには足場の確保に制約があり,またSFMだけでは正確な実寸データが得られない.そこで,本研究では両者を統合する手法を提案する.レーザスキャナ併設の校正済みカメラで撮影された画像上に,SFMで復元された3次元メッシュを投影して両者の点群を対応づけ,統合するための最適な変換パラメータを求める.同一シーンに対して,一部を計測したレーザスキャナの点群データと,ドローンで網羅的に撮影した画像によるSFMのデータを用いて,本手法の有効性を示す.

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