情報処理学会 第78回全国大会講演要旨

　近年，人とロボットがコミュニケーションを図るために非タスク指向型対話機能をもつロボットの研究・開発が進んでいる．一方，スマートフォンが普及する中，SNS(Social Networking Service)の利用者が急速に増加している．特にSNSの1つであるTwitterは，1秒当たり5700件の投稿がなされており，トレンド分析や口コミ分析に利用されるなどリアルタイム性が高い．そこで，Twitterの会話データに基づいて，リアルタイム性のある新たな対話ロボットのシステムを検討した。今回は，特にSVMを用いた機械学習に基づく雑談対話モデルの提案とプロトタイプシステムの開発について報告する．