3L-09
電子書籍端末における技術文書閲覧時の視線解析
○小池祥平,小宮山摂,盛川浩志(青学大)
近年、電子書籍への関心が世界的に高まっており、日本でも様々な専用端末などが登場した。しかし、日本では紙の書籍が文字の見やすさや疲労感の無さから人気が高い。一方で、現状でもPCなどのマニュアルの大部分は電子化されており、技術文書は電子書籍としての需要が増えてくると考えられる。そこで、技術文書は図や表を多量に含み、視線の移動が頻繁に行われると予想される。電子化に際し、これを軽減するレイアウトが望ましい。そこで、様々な図表を含んだ図入り文書の、視線移動とページめくり動作を測定し、レイアウトおよびコンテンツ内容と視線移動の関係を明らかにする。その結果をもとに、読みやすいレイアウトの原則を明らかにする。

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