3L-08
視線計測による消費者の商品選択行動の満足度推定
○若井拓哉,中平勝子,北島宗雄(長岡技科大)
消費者の店舗評価となる総合的満足は、個々の商品選択時の満足の積み重ねによって形成されると考えられ、そのプロセスの理解が顧客に対するサービスの質向上に繋がる.本稿では,消費者の商品選択行動の満足度推定を目的として,商品情報を構造化してプッシュする商品意味ネットワーク,消費者の購買意図などを構造化して商品情報をプルする購買行動ネットワーク,それらの商品選択時における活性状態を示す行動観察結果から,商品選択行動の満足度を推定する方法を提案する.商品選択行動は商品のカテゴリーや,価格の確認行動が主である.確認行動の抽出には視線計測装置を用いて商品選択行動観察を行い,注視を確認行動とする.

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