3L-07
運動視差立体視を用いた魚の視覚機能解析システムの提案
○宮坂健寛,水野慎士(愛知工大),渡辺英治(基礎生物学研究所)
魚に関する研究の中で視覚の仕組みに関するものがある。本研究では魚の立体知覚の仕組みに関する研究の補助を目的とし、運動視差立体視を用いた視覚機能解析システムの提案と開発を行う。
本システムでは2台のカメラとスネルの法則を用い、水槽中を泳ぐ魚に対し屈折を考慮した3次元位置算出を行う。算出された座標を元に運動視差立体視映像を生成し、水槽底面に配置したディスプレイに映像を表示する。その際に魚が映像を知覚するのか判別を行う。
魚が運動視差立体視を用いて立体知覚を行っているのであれば、本システムにより生成された映像を知覚し反応を示すことが期待される。

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