3J-05
適応型ルールベースコンテキストモデル生成方法の提案と評価
○豊田丈晃,青山幹雄(南山大)
コンテキストアウェアシステムの開発では,多様なコンテキストをモデル化することが課題となる.本稿ではコンテキストに対するシステムの振る舞いをルールベースでモデル化し,より精密な振る舞いが実現できるようルールを追加,更新することでモデルを成長させる方法を提案する.システムは成長を制御するために,振る舞いに対する目標を持っており,目標を達成するためのルール仮説を生成し,仮説の検証と評価を行いモデルへ反映する.これにより,システム開発者は多様なコンテキストモデルを用意しなくてもコンテキストをモデル化することが可能となる.例題としてモバイルデバイスの省電力機能を想定し,これらの結果を元に提案方法の評価を行う.

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