3H-01
CPU-FPGA密結合アーキテクチャを用いたFull-PIC法の高速化の検討
○酒井諒太郎,天野英晴(慶大),宮島敬明(JAXA),杉本 成(慶大)
粒子法の一種であるFull-PIC法は、近年注目されている電気推進エンジンのひとつであるホールスラスタの、高精度なシミュレーションとして用いられている。高精度な試験設備を整えるのが困難なホールスラスタは、計算機によるシミュレーションが不可欠である。Full-PIC法により、実機でのテストに比べて非常に低コストで試験を行えるものの、処理に膨大な時間がかかるという問題がある。そこで、CPU-FPGA密結合アーキテクチャであるZynq上のCPUにFull-PIC法を実装し、そのコード内の高負荷な部分をZynq上のFPGAでオフロードすることにより高速化を行う。

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