3G-03
STAMP/STPAに基づくリアルタイム制御システムにおける障害診断の検討
○鎌田大貴,小林良輔(愛知工大),伊藤信行,小林幸彦(三菱電機エンジニアリング),梶 克彦,内藤克浩,水野忠則,中條直也(愛知工大)
リアルタイム制御システムのソフトウェアは大規模化・複雑化の傾向にあり,生産性の低下や障害原因特定の困難化などが懸念されている.そのため,システムの安全性・信頼性を向上させる取り組みが必要となる.
その一つとして,動作中のシステムのログデータを収集・解析して障害発生の原因を診断する手法がある.しかし,コンポーネント故障に基づく障害を想定した分析手法では大規模システムへの適用が困難である.
そこで,システム同士の相互作用を伴う動作にあるハザードに着目したSTAMP/STPA手法の適用を検討している.
ミニチュアカーを用いた実験では,車間距離を保って定速走行をする.Adaptive Cruise Controlを対称として,障害診断を検討する.

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