3F-02
情報系学部・学科におけるサービスラーニングのあり方
○大橋裕太郎,山地秀美(日本工大)
筆者らが勤める日本工業大学工学部情報工学科では,学生が近隣の小中高等学校やNPOなどでコンピュータやITに関連する仕事をボランティアとして行う「情報ボランティア」と呼ばれる授業科目を運営している.筆者らは,参与観察,グループインタビュー,質的データ分析法といった質的調査・分析手法を取り入れ,学生が活動の中でどのような問題に直面し,どのように解決を試みているのか,またどのような知識や技能を獲得しているのかを分析した.本論文ではその結果を紹介しながら,本調査結果を踏まえて作成したルーブリック(評価基準)の授業運営の中での有用性について述べる.

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