3F-01
情報科教育法における伝達力育成学習の実践報告
○岡本覚子,栗田るみ子(城西大)
教員志望の学生は現場で教育実習を行うが、授業の実施は、人前で話をする、相手に理解させる、授業の時間配分を読むなど、それまでの座学の知識では得られにくい能力が必要であるため、教育実習に対して臆してしまうことも多い。それらの能力を使う場面を教育実習以前に経験することは、能力の開発に大いに役立ち自信につながると考え、学生を他の科目へ派遣し学内実習として授業を行わせた。この一連の流れを、学習意欲のモデル「ARCS」に重ね合わせ、今回特に4つの概念のうちC(Confidence:自信)に着目し、学内実習の経験が「C(Confidence:自信)」の確立につながることを、学生の自己評価から確認した。

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