3E-01
プログラミング学習支援のための問題自動生成機能に関する検討
○飯島安恵,今野 将(千葉工大)
プログラミング教育は中学において必修化されるなど,重要な教育科目の一つである.プログラミング教育は,実際にプログラムのコードを記述して学ぶ演習一体型の講義が行われる事が多い.これは,特定のプログラミング言語を学ぶ上で重要であり効果が高い学習方法であるためと考える.しかし,プログラミング教育における問題点として「学習者へ多くのコードを書かせてそれを採点するため教員への負荷が高い」「教員側が想定した難易度が学習者にとって最適とは限らない」などがあげられる.それらを解決するために,本研究では完成したソースコードから回答者の習熟度に応じた問題を自動生成する機能を提案する.本稿では,その機能を実現するにあたり,完成コードのどの部分を問題として出題するか,またその際の難易度についての調査と考察を行う.

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