3C-05
エージェントモデルによるリスク認識向上の研究
○斎藤耕一(コウゲツ)
都市部の地域住民の生活様式は多様化し,また,近隣との繋がりを持っている人は少ない.このため,繋がりの少ない地域住民のリスクの情報の共有化により,より具体的な地域住民の自助,共助1)の防災対策を提供する.本研究では,地域住民のリスク情報共有化過程での複雑な意識のモデル化の問題を取りあげる.一人の住民を合理的意志決定者として捉え,住民の防災の自由意見データに基づいて様々な意見をくみ取ることのできる自主防災組織の新たなエージャントモデルの構築の第一歩として,自主防災活動に関する地域住民の意志決定がどのようになっているかをアンケートの自由意見から解明する.

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