3C-02
スパコンを用いた判別分析における判別関数の最適化とその問題点
○石井一夫,小林拓嗣,古崎利紀,山形洋平(農工大)
演者らは、次世代シーケンサーやマイクロアレイのデータを用いて、判別分析を用いた判別関数による表現型予測を実施してきた。判別関数の説明変数が増加するにしたがって、その組合せは指数関数的に増えるため、総当たり法又は、無作為抽出による(いわゆるブートストラップ法)最適化を並列分散処理にて行ってきた。その過程で、判別関数を最適化する際に、ランク落ちや多重共線性の問題でエラーが起こり、その対応が必要になることが頻発した。今回、次世代シーケンサーやマイクロアレイによるそれらの特性の差、データの反復数の変化によるエラーの起こりやすさなど、判別分析による生物学的データの分析を扱う際の問題点についてまとめる。

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