2ZC-10
物語自作システムにおける関連付けデータベースの評価
○藏屋沙那恵,神里志穂子(沖縄高専)
「物語る」とは,知識や経験を基にして想像した世界を言葉で表現する,人の重要な営みのひとつである.その中でも,子どもの物語る行為は特に重要で,自分の世界を他者に伝え,理解や評価を得ることで世界を広げることができる.しかし,子どもの伝える力では,伝わらないことや誤って伝わる場合がある.
本研究では,物語る行為の促進と話を伝える能力の育成を目指した物語自作システムの開発を目的として,物語自作システムを開発している.本稿では,物語作成をサポートする機能である問いかけ機能の精度向上のため,ユーザごとに単語間の関連度をデータベースに反映し,関連度を用いた主人公とキーワードの抽出及び機能の評価を行う.

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