2ZB-02
人狼ゲームにおける役割固有の視線に関する分析
○大高直哉,寺岡丈博,榎本美香(東京工科大)
本研究の目的は,人狼ゲームにおいて嘘をつく人とそれを見破ろうとする人の視線配布の特徴を明らかにすることである.4ゲーム分(延べ参与者人数11人)を分析資料として用い,嘘を付く人狼役とそれを見破ろうとする村人役や神様役等の視線を1/30秒単位で分析する.その結果,嘘を見破ろうとする人はどの役割においても視線移動を頻繁に行い話し手だけでなく聞き手たちにも目を向けていること,嘘をつく人狼は返って話し手を見ていることが多いことが判明した.

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