2Z-02
拡張現実によるブロックス初心者支援システム
○小林澄都(北大),高井昌彰(北海道大学情報基盤センター)
ブロックス(Blokus)とは4人対戦のボードゲームである. 20×20マスのボード上に,それぞれ特徴的な形をもった21種類のピースを頂点だけが接するように順番に置いていき, 4人全員が残っているピースの置く場所がなくなった時点でゲームが終了し, 余ったピースのマスの数の合計が少ない者が勝ちとなる. シンプルなルールだが, 先を見通した戦略性が重要であり, 初心者にはどのようなピースの置き方が有利となるか判断しづらい. 本研究では, スマートフォン等を活用し,ユーザに有利なピースの置き方を視覚的に提示することで, ブロックス初心者への支援を行う拡張現実システムを考える. 盤面全体の画像認識により各プレイヤの優勢・劣勢の状況を判断し, 戦略に基づいた次の有力な一手を可視化するシステムの実現を目指す.

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