2Y-09
折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイにおける形状認識およびジェスチャ推定
○小宮山憂,木下雄一朗,郷健太郎(山梨大)
近年新たな形態のディスプレイとして,柔軟に変形可能なフレキシブルディスプレイが注目されている.著者らの研究グループでは,特殊な折り方で紙を折ることで,柔軟なインタラクション特性が期待されるOrigami Tessellation Display(OTD)を提案した.本研究では,OTDに複数の加速度センサを組み込むことによって,操作時におけるOTDの形状の認識およびジェスチャの推定を行った.形状認識とジェスチャ推定は機械学習によって実現し,認識されたジェスチャをPC上で視覚的に再現するという方法でフィードバックを行った.最後に形状およびジェスチャの認識・推定精度に対する評価を行い,有効性や今後のインタラクション設計の指針を示した.

footer 著作権について 倫理綱領 プライバシーポリシー セキュリティ 情報処理学会