2X-03
境界線を入力とした可展面パッチ集合による形状設計
○大垣雅人,金森由博,三谷 純(筑波大)
可展面は平面を伸縮させずに曲げて作られる曲面であることから工学的に有用であり、幅広い分野の形状設計に用いられている。しかしながら、可展面を対話的に操作し、それらを組み合わせることで意図した形状を作ることは容易ではなく、複雑な形状を設計するには熟練を要する。そこで本研究では、予め可展面パッチの境界となることが期待される場所に曲線を配置することによって、可展面パッチが自動生成される手法の開発を行った。これにより、ユーザは曲線を配置するだけで形状設計が可能となる。入力となる曲線は、参照用の3次元モデルを用いることで、簡便なマウス操作で配置できるようにした。

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